原游
-フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン-(松坂屋名古屋店)

2018年4月18日(水)~4月24日(火)
会場:松坂屋名古屋店 本館8階 アンテナアート・プラス



 今回の題名は、ジャズのスタンダードナンバー「FLY ME TO THE MOON」から引用しています。私が好きな歌だということもあります。この歌詞は、「愛している」ということを伝える為に色々ないい方を使って伝えるという内容なのですが、(「私を月まで連れてって」というのもその1つです)何でもそうかと思いますが、絵もそのバリエーションだなと思っています。

 月の重力によって、地球は潮の満ち引きが起きているということも絵の中の体の中の液体の流れと呼応しているかと思います。

 春の夜の感覚というものですが、日本の春の夜は、暑くもなく、寒くもなく体に浮遊感を感じさせる独特な気候だと思います。何か中間的な感覚なのかと。その感覚が、形があるような無いような意識と無意識が入り交じったような、私の絵を表しているかなと思います。青いバックの絵はそれが顕著にあらわれているように感じます。形が消えているような感じを受けるからでしょう。

 液体の表現は無意識的なものです。絵の中でも「sleeper」などは、眠りという無意識に覆われています。絵に描かれている物たちにも、意識的な物と無意識的な物があります。意識的な物は、役割を持つライトやコップ、手を構成するものに手袋、足に靴などです。無意識的なものは、偶然に形や色によって入っているものです。でもその物はもともと意味を持っているので、意味が作動します。その意味は私が意図した意味とは違う働きをするでしょう。

―原游


4月18日(水)から松坂屋名古屋店にて原游 -フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン-が開催されます。
前週のしりあがり寿に続き、ノダコンテンポラリー取り扱い作家の個展が2週連続での開催となります。
今回の展示では、春の夜の不思議な感覚をテーマにした新作を中心に、名古屋では初披露となる作品も多く展示いたします。
真っ白のキャンバスに色とりどりのモチーフが飛び交う代表的な作品はもちろん、近作に多い背景に鮮やかなブルーを用いた作品や、キャンバスの耳を持つ可愛らしい猫たち、円盤型の作品など、バラエティ豊かに展示いたします。
ぜひご高覧ください。


会場風景


会場風景


「Aimaiスール1,2」 油彩 15号


「Sleeper」  油彩 2018 50号


「Moon Catcher」 油彩 2018 6号


「Moon walk」 油彩 2018年 20号


原游 -フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン-
日程/平成30年4月18日(水)~24日(火)
時間/10時から19時半(最終日は16時閉場)
会場/松坂屋名古屋店 本館8階アンテナプラス・アート
〒460-8430 名古屋市中区栄3-16-1