カネコアツシ&森泉岳土 二人展
DOUBLE-HEADED
2022.4.20~4.26 銀座三越 本館7階 ギャラリー

マンガ・イラストの分野で活動を続け、海外でも評価の高いカネコアツシと森泉岳土という二人のマンガ家の、新たな挑戦となる展覧会を東京・銀座三越のギャラリーで開催いたします。

映画や音楽、アメリカンコミック、ストリートカルチャーなど様々なイディオムを血肉化したポップな画風で、幅広い支持を集めるカネコアツシ。
“水で描いた線の上に墨を落とし、水に墨を沁み込まして描画する”という、マンガ界でも極めて独自な画風と詩情豊かな作品世界で多くのファンを魅了してきた森泉岳土。
今回の展覧会のために描きおろしたオリジナルアート作品を中心に展示・販売します。
オルタナティブな活動を続ける二人の、圧倒的なセンスの高さとアーティストとしての魅力を、多くのアートファンにご覧いただきたいと思います。ぜひお立ち寄りください。

▶INSTALLATION VIEW


【カネコアツシ Atsushi Kaneko】
山形県出身。
マンガ家、イラストレーター。著作に『BAMB』『サーチアンドデストロイ』(原作/手塚治虫「どろろ」)他。
2015年『デスコ』で文化庁メディア芸術祭審査委員推薦作品選出。
著書はフランスを始め世界各国で出版されており、アングレーム国際漫画祭2012、2013、2015ノミネート、2012年『SOIL』 でサンマロ文学祭GRAND PRIX DE L’IMAGINAIREマンガ部門賞、2014年『Wet Moon』でフランスBD批評家協会賞アジア部門賞受賞。
イラストレーターとしても映画ポスター・音楽CDジャケット等数多くの作品を手掛ける。
オムニバス映画『乱歩地獄』の一編「蟲」(原作/江戸川乱歩 主演/浅野忠信)では脚本、監督を務めた。
2018年、“初”原画展「SEARCHANDDESTROY」開催(銀座ヴァニラ画廊)
2021年、カネコアツシトリビュート展「LOCO! LOCO! LOCO!」開催(銀座ヴァニラ画廊)
最新作『EVOL(イーヴォー)』を月刊コミックビームで連載中。

 ▶KANEKO WORKS


【森泉岳土 Takehito Moriizumi】
東京都出身。
マンガ家。水で描き、そこに墨を落とし、細かいところは爪楊枝や割り箸を使うという技法で漫画・イラストレーションを制作、そのオリジナリティ溢れる作風で注目を集める。
漫画作品に『祈りと署名』『耳は忘れない』『ハルはめぐりて』『爪のようなもの・最後のフェリー その他の短篇』『アスリープ』他。
文学作品の漫画化に『カフカの「城」他三篇』『村上春樹の「螢」・オーウェルの「一九八四年」』がある。
2018年『報いは報い、罰は罰』、2019年『セリー』で文化庁メディア芸術祭審査委員推薦作品選出。
イラストレーターとして、書籍の装画、挿絵、映画やイベントのポスター、音楽CDジャケット等を数多く手掛けている。漫画と小説の同人雑誌『ランバーロール』共同代表。
2014年、原画展「目する 指する」開催(京都ギャラリーアンテナ)
最新作『佐々々奈々の究明』をビッグコミックオリジナル増刊号で、義父・大林宣彦監督との日々を綴るエッセイ「ぼくの大林宣彦クロニクル」を小説宝石で連載中。

 ▶MORIIZUMI WORKS
                                                                                                

カネコアツシ&森泉岳土 二人展
DOUBLE-HEADED
会期/2022年4月20日(水)~4月26日(火)
会場/銀座三越 本館7階 ギャラリー
時間/10:00~20:00(※最終日は17:00閉場)


★本展の開催を記念して、トークライブ(会場・配信)を行います。ぜひご参加ください。

カネコアツシ × 森泉岳土トークライブ
「’DOUBLE-HEADED’漫画家が“絵”を描くということ」
聞き手/TKD、岩井好典
日時/4月21日(木)19:00~
会場/LOFT9
(トークライブ来場された方全員にサイン入りオリジナルポストカードプレゼント)

▶MORE INFO

NODA CONTEMPORARY

TEL 052-249-3155