ノダコンテンポラリーで11月13日(金)から開催している上野英里の個展にあわせ、作家インタビューを行いました。
作品に込めた思い、制作背景についてなどを記事にしています。
展覧会をご覧になった方も、まだご覧になられていない方も、ご一読くだされば幸いです。
上野英里 インタビュー
上野英里 「ひとりじゃない -You're not the one-」
11月13日(金)~12月5日(土) 11:00~18:00 日、月休み
会場:NODA CONTEMPORARY(アークロック栄ビル3F)
【作家在廊日】
期間中の毎週土曜日 (11/14、11/21、11/28、12/5) ※予定
9月25日(金)より公開中の映画『ミッドナイトスワン』 の劇中に出てくる作品を、大河原愛が描きました。
現在全国150館で公開されており、大ヒット中です。
もしご覧の際は大河原の作品にもご注目ください。
『ミッドナイトスワン』
出演:草彅剛、服部樹咲 ほか
監督・脚本:内田英治(「全裸監督」「下衆の愛」)
肖像画制作:大河原愛
映画公式サイトはこちら
ノダコンテンポラリーでは初となる上野英里の個展、「ひとりじゃない -You're not the one-」を11月13日(金)から開催いたします。
上野英里 (うえのえり)は、2019年に名古屋芸術大学洋画科を卒業し、現在は研究生として在籍しています。
上野英里は、演劇やミュージカルなどの舞台の一幕を主に描いています。
ただし、それは実際に客席から観劇した舞台ではなく、YouTubeで視聴した舞台の映像のワンシーンを任意に切り取って、最終的にペインティングとしてキャンバスに定着させるのです。
そこにはもはや、いつ、どこで、誰が演じている、どういう物語の、何という舞台か、という事実は意味を持ちません。
匿名性に満ちた群衆は、群衆という一つの固まりとして無人格に描かれ、始まりも終わりもなく、当初の舞台や映像では(恐らく)まったく意図していない、独立したワンシーンとして、特異な情感を観るものに喚起させます。
タブレット端末のディスプレイを介して描かれた画面は、古い映画のフィルムのように粗く不鮮明で、どこか不穏な雰囲気を帯びています。
映し出された画面を構成するための、単なる素材としての人々。その存在の寄る辺のない危うさと美しいほどの孤独を、彼女は描こうとしているのかもしれません。
どうぞ、上野英里の世界をご覧いただければ幸いです。
*本展に、名古屋芸術大学美術学部教授の吉本作次先生に文章をお寄せいただきました。文章はこちら
上野英里 「ひとりじゃない -You're not the one-」
11月13日(金)~12月5日(土) 11:00~18:00 日、月休み
会場:NODA CONTEMPORARY(アークロック栄ビル3F)
【作家在廊日】
期間中の毎週土曜日 ※予定
みなとみらい線 新高島駅ホームで「展覧会の絵」が開催されています。
原游は、2014年制作の「クマL」を展示しています。
ホームへの階段を下ると巨大なクマがお出迎え。
みなとみらい線(新高島駅~元町・中華街駅)の駅構内で、様々なアート作品の展示・パフォーマンスが行われるようです。
お近くにお立ち寄りの際はぜひ足をお運びください。
「展覧会の絵」
会期:2020年9月26日(土)〜10月11日(日)
会場:原游作品は、みなとみらい線 新高島駅ホーム
詳細はこちら
桐野夏生さんの最新刊、『日没』の表紙に大河原愛の作品が使用されました。
表紙カバーを取ると、隠れたデザインが。本のspine(背)と、人体のspine(脊椎)が重なる、というものになっています。
桐野夏生『日没』
装丁:鈴木成一デザイン室
装画:大河原愛「深層の森」
発行:岩波書店
『日没』は、9月29日から発売中です。書店でお手に取って見ていただけますと幸いです。
詳細はこちら
このたび大河原愛の作品が、桐野夏生さん著『日没』の装画に起用されることとなりました。
9月末の書籍の刊行を記念し、松坂屋名古屋店 アンテナプラス・アートのスペースで展覧会を開催いたします。
本展では『日没』の装画に起用された作品はもちろん、新作もあわせて展示いたします。
ぜひご高覧くださいませ。
大河原愛 展 「Spectrum」
会期:2020年9月30日(水)~10月6日(火)
時間:10:00〜19:30 (※最終日は16:00閉場)
会場:松坂屋名古屋店 8階アンテナプラス・アート

武藤江美奈の個展が東急百貨店本店 美術画廊にて開催されます。
絵画とは、何か特定のものを描くためだけに存在するものではありません。作者と油絵具そのものの意志を融合させ、絶対的な調和を求め続けた画面には、
絵画が絵画としてのみ存在することへの純粋な喜びで溢れています。新作約20点を展示いたします。進化し続ける油彩画家・武藤江美奈の世界をご覧ください。
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私の絵画は無対象である
偶然と必然の狭間のバランスは不確かなものではあるが
オイルと絵具の『場』を創り
私と絵の意思を一体化させることを目指している
川が変化し流れるように、風に掴める形がないように
場に溶け込む、自然体のあるがままのただそこにある絵画を
いつまでも変わりゆく、風景や自然が常に変化していくことと同じように
一つとして同じ景色がないように
常に変化をしていく画家でありたい
武藤江美奈
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武藤江美奈 絵画展 『This is what I am.』
会期:2020年9月17日(木)~23日(水)
時間:10:30〜18:30 (※最終日は17:00閉場)
会場:東急百貨店本店 8階美術画廊
ノダコンテンポラリーでは初となる下家杏樹の個展、「だれにもナイショで展」を9月25日(金)から開催いたします。
下家杏樹 (しもいえあんじゅ)は、2020年名古屋芸術大学大学院美術研究科卒業。
下家杏樹が描く作品は、無邪気に遊ぶ子供たちや様々な事物が、まるで軟体動物のように変幻自在にその姿を伸び縮みさせ、柔らかな曲線が軽快に入り乱れています。
どこか懐かしさを感じさせるキャラクターたちはセピア調の色彩と相まって、レトロな雰囲気をまとい、強弱のある描線とフォルムが、より有機的な世界を形作っています。
一見、親しみやすく楽しげな味わいの中には微妙に「毒」や「苦み」もブレンドされて、一筋縄ではいかないこの作家の個性を感じさせます。果たして彼女が描こうとしているのはユートピアなのでしょうか?それともディストピアなのでしょうか?
デジタル化が急速に進むこの社会を背景に、フラットでクールな画面構成が主流となっている今般の現代アートですが、線と色彩と有機的なフォルムに徹底的にこだわり、画面の中のすべてに生命をあたえようとする下家杏樹の柔らかな絵画空間は、まだ誰もが見たことのない、「懐かしいのに新しい」世界観を与えてくれるでしょう。
下家杏樹 「だれにもナイショで展」
9月25日(金)~10月17日(土) 11:00~18:00 日、月休み
会場:NODA CONTEMPORARY(アークロック栄ビル3F)
【作家在廊日】
9月26日(土) 終日 ※予定
原游が群馬県立近代美術館での企画展に参加しています。
作家がそれぞれ美術館のコレクションから選んだ作品と、自作を並べて展示し、絵画の見方を探っていくという面白い企画になっています。
原游の作品は、ルノアール、ピカソ、藤田嗣治などの絵と並べての展示されています。
「絵画のミカタ 5人のアーティストとみる群馬県立近代美術館のコレクション」
参加作家:牛嶋直子、門田光雅、鬼頭健吾、佐藤万絵子、原 游
会期:2020年6月27日(土)〜8月23日(日)
休館日:月曜日 (8月10日は開館)
会場:群馬県立近代美術館 展示室 3、4、5
時間:9:30〜17:00
詳細はこちら
8月1日発売の中日新聞(夕刊)にて、しりあがり寿展を取材・紹介していただきました。
コロナ禍に「ゆるく、ひらく」。
このような時期だからこそ、ご覧頂きたい内容です。
(お客様に安心して作品を鑑賞いただけるよう、会場内の環境・アルコール消毒などできる限り務めております。)
この機会にぜひご来場ください。
原游の作品が、横浜の象の鼻テラスで展示されています。
ZOU-NO-HANA GALLERY SERIES、記念すべき第一回目となります。
様々な日用品などが浮遊して形を作ったり、散らばったりと流れを作っている「飛ぶ教室シリーズ」作品から、
2011年作の180×180cmサイズの大型作品を2点、さらに近作を数点を組み合わせた展示となっております。
カフェもあり、広い空間で寛ぎながら絵を見ることができます。
絵や本の販売もございます、どうぞこの機会にご覧ください。
「ZOU-NO-HANA GALLERY SERIES vol.1
原游展 Yu Hara Exhibition」
会期:2020年7月28日(火)〜8月18日(火)
会場:象の鼻テラス 横浜市中区海岸通1丁目
時間:10:00〜18:00
詳細はこちら
先日まで伊勢丹新宿店にて開催していたしりあがり寿展が、名古屋に巡回します
アクリル絵画、墨絵、陶芸作品など、すべて描きおろしの新作を展示・販売いたします。
東京では未発表の大型墨絵も展示します。
張り詰めていた緊張をゆるめて、希望に満ちた夏が来る…そんなワクワクした気持ちでご覧いただけますと幸いです。
しりあがり寿 展 『ゆるく、ひらく』
会期:2020年7月30日(木)~8月10日(月・祝)
※8月2日(日)・3日(月)休廊
※8月9日(日・祝)・10日(月・祝)は営業致します
会場:NODA CONTEMPORARY(アークロック栄ビル3F)
時間:11:00〜18:00
※入場無料
しりあがり寿、伊勢丹新宿店ではおよそ2年ぶりとなる個展を開催いたします。
絵画・墨絵・陶芸など盛り沢山の内容で、さまざまな現実を乗り越えなだが、ゆる~くひらいていく展覧会を開催いたします。
会期中は、7月19日(日)14時から作家在廊も予定しておりますので、ぜひ足をお運びください。
しりあがり寿 展 『ゆるく、ひらく』
会期:2020年7月15日(水)~7月21日(火)
会場:伊勢丹新宿店 本館6階アートギャラリー
時間:10:00〜20:00 (※最終日は18:00終了)
作家在廊日:7月19日(日)14:00~
美術手帖が運営する、現代アート・絵画のオンラインショップ "OIL"に作品を出品しております。
様々なギャラリーや作家が参加しており、ご自宅からでも十分アート鑑賞をお楽しみいただけます。
弊社からはしりあがり寿の作品をメインに出品中。OIL限定での取り扱い作品もあり、必見です。
弊社オンラインショップで、クレジットカード決済がご利用いただけるようになりました。
WEB上で決済が完了いたしますので、よりお気軽にショッピングをお楽しみいただけますと幸いです。
ぜひこの機会にご利用くださいませ。
弊社オンラインショップでご利用いただける決済方法は、ただいま一時的に"代金引換"または"銀行振り込み"のみとなっております。
今後、カード決済もご利用いただけるように準備を進めております。
ご不便をおかけし申し訳ありませんが、よろしくお願いいたします。
また、版画作品やキャンバス作品の額装も承っております。
ご希望のお客様は、お問い合わせフォームからご連絡くださいませ。
アートフェア東京2020は、新型コロナウィルス感染防止拡大のため、やむを得ず開催が中止となりました。
本年は、原 游・大河原 愛・金子 美早紀の3作家の出品を予定していました。
せっかくの新作を皆様にご覧いただく方法について、検討を重ねて参りましたが、多くのお客様からのご要望もあり、アートフェア東京に出品予定だった作品を、期間限定で弊社のホームページにて公開することにいたしました。本来であれば実物をご覧いただける機会を設けたいところですが、毎年新作を楽しみに待っていてくださる皆様方の、少しでも作品に触れていただく機会になればと願っています。
また、作品は弊社オンラインショップでお買い求めいただけます。
作品に関するお問い合わせも、お問い合わせフォームまたは電話にて承っております。
お気軽にお問い合わせくださいませ。
大河原愛が、テレビ『ブレイク前夜〜次世代の芸術家たち〜』に出演します。
次世代アーティストを紹介する番組です。
制作の舞台裏やインタビューが放映されます。
大河原のアトリエでも取材を受けたようです。
ぜひご覧ください。
『ブレイク前夜〜次世代の芸術家たち〜』
BSフジ
2020年3月17日(火)
21時55分~22時
NODA CONTEMPORARYが出展を予定しておりました、アートフェア東京2020は新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、
開催を自粛・中止することになりました。
詳しくはアートフェア東京のHPをご覧ください。
私たちも出展に向けて準備を進めており、作家も制作を続けておりましたので、大変残念ですし、
楽しみにされていたお客様には、誠に申し訳ない気持ちでいっぱいですが、何卒ご理解ください。
今回出品する予定でいた作品に関しては、別の方法で作品をご覧いただけるよう、検討して参ります。
2月14日発売の中日新聞(朝刊)にて、しりあがり寿展を取材・紹介していただきました。
しりあがりさんの作品がこれだけ多く一堂に会するのは、名古屋ではノダコンテンポラリーのみ!
この機会にぜひご来場ください。
しりあがりさんは、毎週月曜中日新聞(夕刊)でもコラムを連載中です。
辻原登さんの最新刊「卍どもえ」(中央公論新社)のカバーに、大河原愛の作品が挿画として採用されました。
装丁は、鈴木成一デザイン室です。赤を基調に、中表紙までとても洗練されたデザインになっています。
作品名は、「正当な理由という曖昧な概念」。
過去の作品になりますが、本の内容に通ずるものがあり、この度起用していただくことになったそうです。
書店にてチェックしてみてください。
大河原愛が、月刊アートコレクターズ2月号の「完売作家全データ」にて紹介されました。
2019年の1年間に、全国のデパート、画廊、アートフェアなどで8割以上の制約を達成した作家を紹介するものです。
5月に、新宿髙島屋にて一週間開催した、大河原愛 「鼓膜に残る静寂を、優しさに変えるすべについて」を取り上げていただきました。
たくさんのお客様にご来場、また、作品をご購入いただきました。改めて感謝申し上げます。
大河原愛は、3月に開催されるアートフェア東京2020に参加します。