京都蔦屋書店アートウォールにて大河原愛個展を開催いたします。
自身が幼少期に受けた心の傷を癒すように、弱い者や傷ついた者に寄り添いたいという願いから描かれる作品には、どんな中にも光や希望があることへの祈りが込められています。人間や動物の肉体からあふれる生命力と、自身の感覚を表現した鮮やかな色彩が交わることで、抽象と具体が混ざりあう独特な作品世界が生まれます。
人物の背中を描くことで、皮膚から浮かび上がる骨格の美しさを表現していましたが、近年はフォルムが美しいと感じる動物をモチーフにしたシリーズも制作しています。
今展覧会では、新作を展示いたします。
ARTIST STATEMENT
私は、生きづらさを感じやすい現代において、精神の光と闇を主なテーマに制作しています。
今回の展示タイトル「静けさの内に留まる羊は、いかにして温もりを手に入れたか」は不均衡で不完全な人の存在、温もりを追い求めながらも孤独に身を置かざるを得ない人の姿や、傷を抱えながらも微笑む人の存在に少しでも寄り添いたくて紡いだ言葉でした。
私は、全ての人が持っている痛みや繊細さみたいなものに、光を当てたいのです。
大河原愛
大河原愛個展「静けさの内に留まる羊は、いかにして温もりを手に入れたかⅢ」
会期/2024年11月30日(土)~12月24日(火)
会場/京都蔦屋書店 アートウォール
京都府京都市下京区四条通寺町東入二丁目御旅町35 京都髙島屋S.C. 6F
営業時間/午前10時~午後8時 ※最終日は午後5時終了
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【販売について】
オンラインストア“OIL by 美術手帖”にて、展示作品を販売いたします。
2024年12月2日(月)10時~販売開始
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